2年連続 8度目の優勝達成!

(大会新記録)

往路で優勝した本学がリードを守り抜き、10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8回目の総合優勝を果たしました。

2015年の初優勝以来、11年のうち8回の総合優勝という前人未到ともいえる快挙を成し遂げました! 

レースダイジェスト

1区

レース序盤から中央大の吉居駿恭選手が飛び出し独走状態になりますが、宇田川選手も終盤スパートをかけ、トップと約1分40秒差の区間10位でタスキリレー。


2区

エース区間である2区。走者はもちろん本学の圧倒的安定感の大エース、黒田朝日選手。他大学のエースとは異なり、東京国際大のエティーリ選手のハイペースに乗らず、あえて自分のペースをじっくりと守ります。序盤は12位まで後退させたものの、中盤以降力を解放し、ぐんぐん順位をあげていきます。國學院大のエース平林選手、駒澤大のエース篠原選手等も並ぶ間もなく抜き去り、一気に3位に浮上。区間新記録も達成しました!まさに流石の一言、圧巻です!


3区

3位でタスキを受けた鶴川正也選手が、序盤で東京国際大を捉え2位に浮上。しかし、創価大のムチー二選手にかわされ、3位で太田蒼生選手に託します。鶴川選手、初めて差し込み(腹痛)に見舞われたようです。その中でも、区間4位で繋げたのは、さすが、大エースの一人ですね。


4区

皆様、お待ちかね。太田劇場の開幕です!平塚中継所では50秒の差があった、2位創価大を捉え、一気に抜き去ります!さらにトップの中央大との差もグングン詰めていき、2分30秒差を45秒まで縮めました。もちろん区間賞は太田蒼生選手です!

太田選手の相手を追い詰めてくる写真のようなシーン、これまでも何度も魅せてくれました。来年以降は、ニューイヤー駅伝でこのシーンがまた見れるかもしれませんね。


5区

最大の難所、山のぼりの5区です。最高点の標高約874mまでを一気に駆け上がり、最後は箱根神社大鳥居まで、今度は一転して下ります。往路優勝をかけた戦いとなります。9キロすぎの山のぼりで若林宏樹選手がトップの中央大、園木選手をとらえ、一気に逆転して首位に浮上しました。若林選手はそのままリードを広げて、往路優勝を果たしました。さらに区間新記録も達成です!往路総合タイムは、5時間20分1秒。2年連続の往路優勝です!


6区

往路優勝の本学が午前8時にスタートしました。去年も6区を走った野村昭夢選手が快調なペースで山を下っていきます。2位の中央大との差をスタートからどんどん広げていきます。スタート時には1分47秒差だったのが、7区のタスキリレー時には4分程の差になっていました。野村昭夢選手は、前人未到と言われる56分47秒の区間新記録樹立です!数年前には57分台を叩き出した、あの山下りのスペシャリスト小野田選手が、他大学の選手から「人間じゃねえ」と言われていましたから、56分台を出した野村選手は一体??


7区

怪我から復活の駒沢大 佐藤圭汰選手が迫るも、白石光星選手が踏ん張りトップを守り抜き、8区の塩出選手に繋ぎました。


8区

去年の8区区間賞の塩出翔太選手が、2位駒沢大の安原海晴選手との差をどんどん広げていきます。平塚中継所では

1分40秒まで詰められた差を、1分56秒に広げて9区につなぎました。塩出選手、2年連続区間賞獲得です。また、全日本での借りをしっかり返しました!お見事です!


9区

復路で最長23.1キロの9区は、優勝争い、シード権争いの大逆転の舞台となることもある区間です。キャプテン田中悠登選手(4年) が2位との差をどんどん広げていきます。相変わらず笑顔が爽やかですね。片山選手との給水での乾杯シーンも話題になりました。そして、最終10区の小河原陽琉選手(1年)にトップでつなぎました。2位・駒沢大とは2分20秒ほどの差に広げました。


10区

最終10区は9人の仲間が繋いだ襷を胸に、沿道からの皆様からの大きな声援を受けながら、中央通り、日本橋を抜け、仲間が待つフィニッシュを目指します。総合優勝、復路優勝の争いとともにシード権争いにも決着がつきます。初の箱根駅伝であるのに、落ち着いた走りの本学の小河原陽琉選手(1年)が、2位・駒沢大の小山翔也選手との差を、沿道の大「ヒカル」コールを横に受けつつ、さらに広げていきます

最後まで、リードを守り抜き、2年連続、8度目の総合優勝を果たしました。区間賞はもちろん小河原選手です。

箱根駅伝開始前より3強といわれた、駒澤大が2位、國學院大が3位となりました。

 

復路結果 5時間21分18秒(大会新記録) 総合結果 10時間41分19秒(大会新記録)

 



ダイジェスト動画等もご覧頂けます(全体、往路復路、各区間 など)下記リンクから