2023年度シーズンスタートにあたり――
4月1日より2023年度シーズンがスタートいたしました。
今シーズンの本学は、「第99回箱根駅伝」で連覇を逃した悔しさをバネに危機感と強い決意のもと、チームテーマ〝All For Green~軌跡と躍進~“を掲げチャレンジャーとして、新たな気持ちで最終目標である「第100回箱根駅伝」で“王座奪還”7度目の総合優勝に挑みます。
我々「箱根駅伝を応援する会」も、新1年生13名が加わった志貴主将率いるこの新チームの選手達を“鼓舞”する応援活動を推進して参りますので、校友の皆様も例年以上に新チ
ームへの厚いご支援とご声援をして頂きます様、お願い申し上げます。
青山学院校友会「箱根駅伝を応援する会」
会長 柳田武好
第102回関東インカレが5月11日(木)から5月14日(日)までの4日間、相模原ギオンスタジアムで開催されました。
観戦に訪れた最終日は生憎の荒天のコンディションにも関わらず、スタンドは各大学の陸上ファンが駆けつけて応援を送っていました。(詳細は最新ニュースページをご覧ください)
大分春季強化合宿終え、桜満開の相模原キャンパスで日々練習に励む陸上競技部長距離ブロックチーム。青トレで始まり、トラックラン、キャンパス周回走行する選手たちをクローズアップしました。
この日は城戸妙高市長が相模原キャンパスを訪問、選手たちへ激励の言葉を送りました。
来年開催の箱根駅伝は記念すべき100回大会となります。妙高市のロゴを付けたフレッシュグリーンのユニフォームが躍動することを期待します。(文・写真:山﨑清貴)
※撮影に当たっては陸上競技部および相模原キャンパス庶務課の許可を得ています
~大分市で恒例となった強化合宿を実施~
8年目となる大分春季強化合宿が3月16日から25日まで大分スポーツ公園を拠点に実施されました。参加した選手は4月から新たに加わる新入部員13人を含め38人、連日トラックやロードで練習を積みました。「あいにくの雨が多かったですが、恵まれた環境の中、充実したトレーニングができました」(赤坂主務)。
祭日の21日はレゾナックドーム大分で県内の中高生180人を対象に大分県が企画した陸上教室が開催され、オリジナルのトレーニング法「青トレ」を中高生に指導しました。最後は選手と生徒が一緒にトラックを走り交流を深めました。
最終日の25日には大分空港で校友会大分支部のOB・OGに見送られて大分合宿は無事に終了しました。
今回の合宿で写真を提供いただきました大分県芸術文化スポーツ振興課様、校友会大分支部様に感謝申し上げます。
(文章/山﨑清貴)
3月12日(日)、立川市の陸上自衛隊立川駐屯地、国営昭和記念公園とその外周道路で第26回日本学生ハーフマラソン選手権が開催されました。今年8月に中国・成都で開催されるワールドユニバーシティゲームズ(旧ユニバーシアード)の日本代表選考会を兼ねたレースです。
この大会には全国の国公立・私立大学96校906名がエントリー、個々の記録に挑戦しました。本学からは21名が参加。最高位は佐藤一世選手(3年)の10位でした
3月16日からは新体制で臨む春季全体強化合宿が10日間にわたって大分市で行われます。
(文章・写真/山﨑清貴)
新体制で臨んだ高知合宿が終了しました
(2023年2月13日~20日)
陸上競技部長距離ブロックの選手・コーチら43人が2月13日に高知入りして20日までの8日間の日程で高知合宿を行いました。
高知合宿のきっかけは、2021年に原晋監督が「高知市夏季大学」に登壇したことで、高知県、高知市(高知市岡崎市長は1975年経済学部卒)からオファーがあり、2022年に合宿が実現して今年が2回目となりました。
4年生が引退して新主将の志貴勇斗選手(教育人間科学部3年)のもと、新1年生を含めた新体制で臨む初の合宿。2024年1月2日・3日の記念すべき箱根駅伝100回大会で王座奪還に向けて高知で始動しました。
志貴新主将は到着後、TVで放映されたインタビューで、「新体制となって初めてとなる合宿なので、土台作りからのスタートだと思う。箱根駅伝が100回大会で節目となる大事な試合でもあるので、優勝が狙えるようなチーム作りをキャプテンとして引っ張っていきたい。高知は本当に暖かくて走りやすい気候だと思うのでしっかり練習を積み、最終日、龍馬マラソンでは県民の皆さんに元気な走りを見せられたら」と意気込みを語りました。
2月19日に開催された高知龍馬マラソンには約7,000人が参加、招待選手の駅伝チームからは26人が初のフルマラソンに挑み、土佐路を駆け抜けました。男子の部では上位10人中5選手が入賞を果たしました(陸上競技部ホームページ)。
因みに優勝は陸上競技部長距離ブロックOBの小田俊平選手でした。
なお、3月16日から25日まで、大分市で春季全体強化合宿が行われる予定です。
(写真キャプション)
高知龍馬空港で歓迎を受ける選手たち
第9回高知龍馬マラソン 金栗記念熊日30キロロードレース2023 の結果はこちら
横田俊吾選手が快挙、日本学生記録を更新
-第71回別府大分毎日マラソン-
第71回別府大分毎日マラソンが2月5日(日)に大分で開催され、横田俊吾選手が(4年)が2度目のマラソン挑戦で快挙を成し遂げました。前回大会より一気に5分近く短縮する2時間7分47秒で、2003年の従来学生記録2時間8分12秒を打ち立てた藤原正和・現中央大学駅伝監督の記録を20年ぶりに更新しました。
レースでは日本人2番手となる4位でフィニッシュ。この結果、10月15日のパリ五輪代表選考レースのMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)出場権を獲得しました。
写真は2023年1月2日の箱根駅伝往路3区を走る横田俊吾選手
第99回箱根駅伝の報告会が、青山キャンパス ガウチャー記念礼拝堂前で開催されました。
原監督、各選手から結果報告と応援をいただいた関係者の皆様へお礼の言葉が述べられました。
総合3位、おめでとうございます。
(往路)
2区 近藤幸太郎選手、4区 太田蒼生選手の圧巻の走りもありましたが、惜しくも3位となりました。トップの駒澤大学との差は2分3秒。十分に巻き返しが想定出来るタイム差です。復路での逆転に期待しつつ、全力でリモート応援をしていきたいところです。
(復路)
トップとの2分3秒後のスタート。序盤は苦戦するも、8区の田中選手が前方との距離を縮め、9区の岸本選手が、区間記録へあと一歩と迫る、これぞ青学と呼べる圧巻の走りで3位まで浮上。後続を一気に突き放しました。そして、10区を知り尽くすアンカーの中倉選手が、安定の走りを見せ総合3位でフィニッシュしました。
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決戦終えて、箱根駅伝保護者報告会(2023.1.3)
2日間にわたって開催された第99回箱根駅伝を終えて、青山キャンパスでは夕方から原監督はじめコーチ・選手、選手を支えたマネージャー、応援団、吹奏楽バトントワリング部、そして保護者と学院・大学関係者が参集して、ガウチャー記念礼拝堂で「箱根駅伝保護者報告会」が開催されました。
原監督は「今大会の反省点を監督、選手それぞれの立場で考え、来たる第100回箱根駅伝に向けて、青山学院大学はチャレンジを止めません。常に闘う姿勢を持ち続けるのが原監督、そして本学チームです」と語られました。
箱根路を駆け抜けた選手もそれぞれの想いを語り、卒業する4年生から後輩たちに優勝奪還を託しました。
2024年は箱根駅伝100回目の記念大会を迎えます。「箱根駅伝を応援する会」では、この記念すべき大会に向けて在校生、校友、学院・大学関係者と連携を図りながら強固な応援体制を再構築してまいります。引き続きご理解とご支援をお願いいたします。(文・写真:山﨑清貴)
箱根駅伝報告会 フォトギャラリー
(4区を力走した太田 蒼生選手(2年)は、体調不良の為欠席となりました)
当日変更(往路)
4区 黒田 朝日 選手 ⇒ 太田 蒼生 選手
5区 若林 宏樹 選手 ⇒ 脇田 幸太朗 選手
当日変更(復路)
8区 荒巻 朋熙 選手 ⇒ 田中 悠登 選手
9区 塩出 翔太 選手 ⇒ 岸本 大紀 選手
15年連続27回目の出場、2015年の初優勝から4連覇、優勝6回を誇る箱根駅伝チーム。
12月15日(木)、澄み切った青空の下で、第99回東京箱根間往復大学駅伝競走の壮行会が、青山キャンパスガウチャー記念礼拝堂前において、学生はじめ学院・箱根駅伝関係者が参集して開催されました。
原監督は、「昨年以上の力がついている」と連覇にかける意気込みを熱く語りました。
また、16名のエントリーメンバーのうち出席した10名の選手からは、出雲・全日本駅伝の悔しさをバネに「箱根では絶対に優勝するぞ」と言う強い決意が、キャンパスに集まった参加者にひしひしと伝わってきました。
その後、阪本学長から、今回登録メンバーには入れませんでしたが優勝のためにサポート役に回る、宮坂大器主将にフレッシュグリーンの襷授与が行われました。続いて、校友会「箱根駅伝を応援する会」の柳田会長からは、力強い言葉で選手を激励しました。
ウクライナ侵攻や、コロナも完全には終息していない中ではあります。しかしながら、平和だからこそ箱根駅伝が開催されることに感謝し、優勝のゴールテープを切ってほしいという願いを込めて原監督が命名した、今回の『ピース大作戦』。
選手たちは原監督の想いを噛みしめて、青学スタイルの笑顔で襷を繋ぎ、笑顔でゴールを駆け抜けてくれると願っています。
校友の皆様も一丸となって、「ピースポーズ」で2年連続7度目の総合優勝に向け、選手を後押してエールを送りましょう。
(文・写真 山﨑清貴)
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